
「くじら汁」~蒸し暑い新潟を乗り切るには、これだ!~

| 高温多湿の新潟の夏は、とにかく蒸し蒸し、じっとりとした嫌ァな暑さ。そこで登場するのが、昔から暑さに負けない食事の工夫として食べられてきた、こってりとした脂が身上の「くじら汁」。茄子が出まわる季節になると作り出す新潟の郷土料理だ。塩蔵のくじらを使用するので里山を問わず広域で作られるが、くじらと一緒に入れる食材が違うだけ。新潟市を中心としたエリアでは丸茄子が中心、長岡市近辺は茄子に加えて、かんぴょうの材料になるユウガオも使う。味は味噌仕立てが主流だ。家庭でも良く作られるが、季節になると小料理店、居酒屋などにもお目見えする。 ちなみに、くじら汁は新潟ばかりではない全国区の存在で、北海道の道南地方では驚くことに正月に作るハレの料理、こちらはけんちん汁風の醤油味。また、福島県会津地方ではじゃが芋が不可欠。新しいじゃが芋が出来るころから真夏にかけて作る郷土食として紹介されている。 <材料> ●塩くじら 夏に近づくと各地のスーパーで見かけるようになるが、新潟市の「魚やのお惣菜やさん」(カトウ食材本町店 TEL:025-228-7530)では短冊切りにパックしたものがあり、初心者に便利。くじらの調理法も親切に教えてくれる。 ●一緒に煮込む材料 茄子のほか、好みで玉葱あるいは青葱、じゃが芋、ユウガオ、大根など。 <作り方> 1.塩くじらは薄く短冊切りにして、熱湯をかけて脂抜きをする。 2.くじらと煮えにくい材料を順に入れて煮込み、味噌で調理して出来上がり。 一覧へ戻る |

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