にいがた食の陣公式サイト

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13.岩室温泉せんべい 大切に守られてきた銘菓

ajisyokunin021.jpg ■岩室村/お菓子処 小冨士屋
武藤 チヨさん(写真中央)
武藤 公一さん・真由美さん


岩室温泉の名物である温泉せんべいを作り始めたのは、今から100年程前、小冨士屋の三代目吉次郎でした。吉次郎が群馬の磯部温泉を訪れた際に、温泉せんべいを見て、岩室でも作れないかと始めたそうです。固すぎず、サクサクした歯触りとまろやかな甘さを感じさせるこのせんべいは、現在では小冨士屋の他、岩室の菓子店やホテルや旅館の売店で販売されており、岩室のお土産品として昔も今も喜ばれています。
チヨさん/温泉せんべいは、小麦粉、砂糖、塩という限られた原料から作られていますから、味にごまかしができません。先代が苦労して作り上げてきたものですから、昔の味を忘れずに岩室の銘菓として大切に守っていきたいと思っています。
岩室は海と山の自然に囲まれ、疲れを癒す温泉もあり、北国街道の宿場町として栄えてきた歴史ある地です。温泉せんべいには、一枚一枚に岩室甚句の歌詞や、岩室の名所などが描かれています。そんな絵を見ながら岩室を思い出し、また訪れていただけたらこれほど幸せなことはありません。岩室温泉は新潟県の芸妓発祥の地。私が嫁いできた当時は、芸妓さんが朱の蛇の目傘を差し温泉街を歩く光景が見られ、とても風情がありました。小冨士屋のトレードマークの朱傘はそんなイメージと朱傘が高貴な僧侶にも使われていたこと、和菓子のイメージも感じさせることに由来しています。小冨士屋はどなたでも気軽に立ち寄れる、岩室の魅力を紹介できる場所になればと思っています。
公一さん/これからも真心がこもったお菓子作りをしていけたらと。温泉せんべいに負けない、小冨士屋の歴史に残る銘菓を作り出したいですね。
真由美さん/先代や義母が作り上げてきたことを受け継ぎ、「一期一会」を忘れずお客様との出会いや対話を大切にしながら店を営んでいきたいと思っています。
チヨさん/四季折々、訪れる度に違った魅力が発見できる岩室。そして岩室に来ると何となく小冨士屋に寄りたくなる、そんな存在でありたいものです。


ajisyokunin022.jpg●チヨさんの食歴
1ほんとうに一番好きな食べ物は?
・和菓子
2実は嫌いな食べ物は?
・なし
3アルコール度数はどのくらい?
・ゆっくりちびちびと
4朝食といえば?
・具だくさんの味噌汁
5大好きなおにぎりの具は?
・梅干し
6今晩どうしても食べたいものは?
・野菜たっぷりの鍋
7自慢の得意料理は?
・玉子焼き
8おふくろの味は何ですか?
・具だくさんの味噌汁



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