

7.まゆ玉 手仕事の技が残した伝統行事
< ■月潟村/多屋 堀 波夫さんまゆ玉は小正月に鯛や宝船など縁起物を飾り付ける伝統行事です。月潟村・越後獅子の親方半五郎が信州に巡業した際に、繭で作った俵や紙で作った大黒や宝舟などが柳に吊るしてあったのを見たそうです。それをヒントに、餅米を原料に煎餅として焼いたのが由来とされています。 これを継承しているのは現在多屋だけです。 ここでは、もなかの皮や菓子種とまゆ玉を作っています。我々は昔からのやり方を引き継いで、手仕事でやっています。まゆ玉の原料はもなかと同じで、もち米を粉にして焼き上げます。鯛や大黒など大きな物は、焼いてから組み合わせます。焼くのも、貼り合わせるのも、熟練した技術が必要で、焼き方が下手だと簡単にくっつきません。その後色を付けるのですが、一色ずつ塗り乾かし、違う色を塗り重ねていくので、細かく手間のかかる作業です。 まゆ玉は商人は商売繁昌、農家は豊年満作を祈って、小正月にどこの家でも飾りました。昔はどこの家も、もちをつきましたからそれを使って、まゆ玉も作りました。 まゆ玉は本来、みずの木に吊るします。この木は12月になると、葉が落ち、色が真っ赤になり、光沢が出ていいんです。枝ぶりもまゆ玉を付けるのに適しています。でも、これじゃないとだめってことはないですよ。 今はホテルや旅館、幼稚園や老人ホームからも注文がきます。ホテルや旅館では12月の終わり頃から飾って、お客様をお迎えするようです。 3月いっぱい作っていますが、不景気だと景気を良くしようと、かえって売れるようです。今は県内のあちこちから、若い人も買いにきてくれます。あまり形式にこだわらずに、気軽に家で飾って、季節を感じてほしいですね。 ●堀さんの食歴1ほんとうに一番好きな食べ物は? ・和食 2実は嫌いな食べ物は? ・辛いもの 3アルコール度数はどのくらい? ・ビール1本 4朝食といえば? ・ごはんと漬け物とおかずがあれば 5大好きなおにぎりの具は? ・味噌おにぎり 6今晩どうしても食べたいものは? ・お刺身でもあれば 7自慢の得意料理は? ・にんじん、ごぼう、しいたけを醤油や味醂で煮たもの 8おふくろの味は何ですか? ・鮭の焼き漬け |



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