

6.鴨鍋 潟東の猟好き調理人が作る
| ■潟東村/長吉小林 一利さん 鴨猟は11月15日から2月15日まで3ヶ月間行われます。始めの1週間位はよく捕れますが、鴨は頭がよく、学習するので、その後はなかなか寄ってきてくれません。猟は10×18メートル位の大きさの網を使って行います。 網の中に20羽位の鴨をおとりで置きます。おとりが鳴いて呼ぶと、円を描きながら近付き、安全だと思うと降りてくるわけです。猟師はそれを我慢強く、小屋で一晩中待つんです。 私は22才から銃を持ちましたので、40年猟師をしてます。鉄砲でも網でも魚捕りでも、猟が好きなんですよ。 潟東村は、四ツ合村と大原村が合併してできたんですが、その間に鎧潟という潟があったんです。そこには、川魚や鴨がいたので、昔から猟が盛んでした。各部落に猟師が3、4人はいましたね。その頃は銃猟でしたけどね。猟も遊びではなくて、生活の糧だったんですね。 時期になると、店では鴨汁、ごはん、焼き鴨をお出ししています。隠れたファンがたくさんおられましてね、話を聞いて、遠くからも来られます。鍋を持ってくる方もいますよ。 食堂では鴨汁定食も出しています。鴨鍋には鴨とネギ、豆腐、すきこんにゃく、里芋が入ります。素材の味を生かす為に、味付けはしょうゆだけです。鴨鍋にはネギですよ!ネギはそのシーズンに使う分を自分の畑で作っています。同じ素材を使うのであれば、それを最高の状態で食べてもらいたいんです。その為の努力は惜しみません。ここで使う鴨は自分で絞め、人が殺したものは使いません。だから、うちの鴨鍋の汁は濁りません。アクが出ないので、くせがなくておいしいんです。ネギ以外にも全部有機栽培で、夏はナス、冬は白菜、大根、里芋を作ります。鴨汁の材料はほとんど育てていますね。 潟東村では毎年12月の第1日曜日にかもん「カモねぎまつり」というイベントを行っています。網猟の実演や鴨汁やごはんの販売、もちつきもやります。今年で8回目ですが、年々盛大になっているようです。かも汁の調理は私がやっているんですよ。ぜひ、お越しください。 ●小林さんの食歴1ほんとうに一番好きな食べ物は? ・ごはん 2実は嫌いな食べ物は? ・そば 3アルコール度数はどのくらい? ・ビール1本 4朝食といえば? ・仕入れがあるので食べません 5大好きなおにぎりの具は? ・タラコ 6今晩どうしても食べたいものは? ・サバの味噌煮 7自慢の得意料理は? ・カレーライス 8おふくろの味は何ですか? ・卵焼き |


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