

5.藤五郎梅 亀田生まれの甘酸っぱい宝石
■亀田町/宇野 市郎さん 宇野 伸子さん市郎さん/亀田町は、生産量県内一を誇る梅の産地。藤五郎梅は江戸時代の終わり頃商品化され、戦時中は保存食として海軍ご用達だった。 梅はアジアの特産。堤防が流れて小高い丘ができ、集落ができた亀田は土が良く適地なんだよ。一番苦労するのは、暖冬異変だね。普通は3月下旬に咲くのが、正月に花が咲いたことが何度もある。その後に寒波が来ると、花粉が死んでしまうから完全に不作となる。 伸子さん/梅は加工の為に生まれてきた果実。藤五郎梅はどんな加工にも適している。実は大きく肉厚で、酸っぱい中にも甘みがあり、収穫すると、梅エキスから始まってカリカリ漬、梅酒、最後は梅干しを作ります。 自家用に煮梅も作ります。酢抜きした梅を、みりんや砂糖でことこと煮ます。あとはジャムですね。種を抜かないといけないので、手間がかかります。梅みそを作ったり、醤油にだし昆布やかつおと梅を入れたり、いろいろ利用しています。ただ、収穫の時期と重なりますから、商品にするにはちょっと手がなくて。新しい商品を作って品質を落とすより、今ある商品を大事に守っていきたいんです。 うちの梅干しは梅としそと塩、焼酎が少し入ります。焼酎は味をまろやかにして、防腐もかねています。 添加物は入りません。 市郎さん/梅干しは太陽に干すことによって殺菌されて、空気中の酵母が梅に入ってまろやかになるし、水分が出てうま味が凝縮する。 よく、梅干しは冷蔵庫に入れた方がいいですかと聞かれますが、冷蔵庫に入れるような梅干しだったら梅干しじゃありませんっていうんさ。あはは。減塩もいいけど、酸っぱさ、しょっぱさがなきゃ梅干しじゃない。梅干しは一粒位食べたって大丈夫! 医学が発達する前から、梅は庶民の薬として使用されてきた。それは生活の知恵。加工品の中でも梅エキスが体に一番いい。お腹の調子が悪い時に梅エキス飲んだら、一発で直るから。だから昔は海軍ご用達だった。 伸子さん/体の具合が悪い時や二日酔いの時も、ごはんに梅干しは食べられるという位、日本人の味覚に合っているのではないでしょうか。 亀田町では、毎年3月に梅まつりが行われます。梅林を散策したり、農産物や加工品の販売もあります。ぜひ、お越しください。 ●伸子さんの食歴1ほんとうに一番好きな食べ物は? ・白いごはん 2実は嫌いな食べ物は? ・なし 3アルコール度数はどのくらい? ・おつきあい程度 4朝食といえば? ・ごはんに味噌汁 5大好きなおにぎりの具は? ・ツナマヨ 6今晩どうしても食べたいものは? ・鮭のムニエル 7自慢の得意料理は? ・ポテトサラダ 8おふくろの味は何ですか? ・野菜炒め |



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