にいがた食の陣公式サイト

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2.八珍柿 新津生まれのふしぎな果実

ajisyokunin131.jpg ■新津市/JA新津さつき柿部会
部会長 宮腰 實さん


柿は奈良時代中国や朝鮮より渡来しました。「八珍柿」は渋柿で種子がないのを特徴とし、親鸞上人の「越後の七不思議」に次ぐ八番目の大変珍しい柿ということから原木発見後に命名されました。
発見前は「平核無(ひらたねなし)」と呼ばれ原産
地は山形の庄内地方とされていました。しかし昭和6年10月新津市古田の川崎家屋敷内の「たねなし」と呼ばれていた古木が「平核無」の原木と確認されました。新津市では、「八珍」と「刀根早生(とねわせ)」の二種類を出荷しています。
新津の柿は玉の大きさでは、県下一といわれています。大きくするために、蕾を取り、残った芽に栄養を与える摘蕾(てきらい)、大きく形のよいものを残し、他を取ってしまう摘果(てきか)を行います。
また、玉一つに15枚以上の葉を付けるようにしています。葉をたくさん付けると、太陽の光りを受けて大きくなります。柿は実が色付いてから大きくなるので、剪定をして光が均等に当たるようにしています。
炭酸ガスやアルコールで渋の成分を溶かし、糖度に変える技術を「さわす」といいます。この選果場では、炭酸ガスを使い、1日に6トン位の柿をさわすことができます。干し柿にして甘くする方法もありますが、どちらも先人が考えた知恵ですね。
刀根早生は早出しで、高い値段で売れるため、刀根早生の出荷が伸びてきました。県外の暖かい産地から、もっと早い時期に出てくるものもあるので、それに勝つ為に刀根早生より早い「とき乙女」という品種も出てきています。しかし暖かい産地のものは甘味が少ないんじゃないでしょうか。やはり柿には、ある程度の寒さが必要となります。その点、新潟県は非常に柿の栽培に適した風土ですね。
現在は、刀根早生が7、八珍が3位の割合で出荷しています。 ですが、八珍は糖度が高いので、甘味があっておいしく、保存も効くという長所があります。これからも、在来の八珍を大切に守っていきたいと思っています。
JA新津さつき柿選果場長、笠原寿晴さんからもお話をお聞きしました。


ajisyokunin132.jpg ●宮腰さんの食歴
1ほんとうに一番好きな食べ物は?
・カレーライス
2実は嫌いな食べ物は?
・イカの塩辛
3アルコール度数はどのくらい?
・ビール1缶、日本酒1合
4朝食といえば?
・いつものもの
5大好きなおにぎりの具は?
・梅干し、しその実
6今晩どうしても食べたいものは?
・ごはん、みそ汁、目玉焼き
7自慢の得意料理は?
・山で採ってきたものを料理する
8おふくろの味は何ですか?
・漬け物



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